納付の際に税務署や金融機関へ赴く必要がなく、時間と場所に囚われず納付の手間がとても少ない電子納税。
今回はその中の1つであるインターネットバンキングからの納付についてお伝えします。
〇利用できる主な税金の種類
基本的には全ての税金の納付に利用できます。
ただし、入力方式と呼ばれる納付情報データの登録を行わない手続き方法を取る場合は、「申告所得税・法人税・地方法人税・消費税及地方消費税・申告所得税及復興特別所得税・復興特別法人税」の6税目となります。
〇納付ができる税務署
全ての税務署に納付ができます。
入力方式の場合は、開始届出書を提出した税務署にのみ納付ができます。
〇利用できる金融機関
ペイジーを利用しており、全国のほとんどの金融機関で利用できます。
詳しくはコラム下部のURLよりご確認下さい。
〇利用できる時間
e-Taxの利用可能時間内かつ、ご利用の金融機関のシステム稼働時間内であればいつでも利用できます。
△注意点
・納付に手数料はかかりません。しかし、インターネットバンキングの利用に手数料がかかる場合があるため、事前にご利用の金融機関にご確認下さい。
・領収書は発行されません。領収書が必要な場合は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付してください。もしくは納税証明書を発行申請する必要があります。
主なメリット・デメリットまとめ
【メリット】
1.インターネットバンキングを既に利用している場合は、事前準備の手間が少ない。
2.全ての税目・税務署で利用できる(登録方式)。
3.多くの金融機関で利用できる。
4.税務署・金融機関の営業時間が終了した後でも、システムの利用時間内であれば利用できる。
【デメリット】
1.インターネットバンキング利用に手数料がかかる場合がある。
2.領収書が発行されない。
電子納税を利用すると、インターネットに接続できる環境があればどこでも納税ができるためとても便利です。また、納税にかかる手間が大きく省略できるため、業務の効率化にも繋がります。
インターネットバンキングを利用している方は是非、活用をご検討下さい。
【参考】
国税庁 インターネットバンキング等からの納付手続き
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/24200042/noufu_denshi.htm
国税庁 登録方式による納税手続き
https://www.e-tax.nta.go.jp/tetsuzuki/tetsuzuki4_2.htm
ペイジーが使える金融機関